成分における4つのこだわり

人の免疫の60~70%が集中している腸内環境を整え、吸収しやすい状態に作られています。
一般的に知られている「乳酸菌」や「ビフィズス菌」のみならず、トータルバランスを考えた製品づくりとなっています。

❶ 乳酸菌生産物質のこだわり

乳酸菌生産物質とは?

「乳酸菌」と「乳酸菌生産物質」は、実は異なるものです。
「乳酸菌」とは菌そのものですが、「乳酸菌生産物質」は、乳酸菌代謝物とも呼ばれ、乳酸菌が作り出す栄養素(アミノ酸など)を含んだ物質です。
直接的に体に働きかけることができるのが乳酸菌生産物質の特徴で乳酸菌とは大きく違うところです。
「乳酸菌」は胃を通過する時に、胃酸でほとんど死んでしまいます。また「乳酸菌」は熱に弱い事も知られていますが、熱に強いタイプの乳酸菌でも40℃~50℃の温度で死んでしまいます。
「乳酸菌」の素晴らしさは「発酵」という「栄養素を作り出す」という作業にありますが、胃を通過する時や「乳酸菌」を熱してしまうと、「発酵」という「乳酸菌ならではの仕事」をする前に死滅し、全く役に立ちません。
一方、乳酸菌生産物質は胃酸に影響されず熱を加えても大丈夫です。
なぜなら、製品化される段階ですでに「発酵」を行っており、その後、高熱による殺菌処理を行うからです。
乳酸菌やビフィズス菌が発酵した有用成分がダイレクトに腸に届き、直接血中に取り込まれます。
効率よく「確実」に菌の恩恵(菌が代謝した栄養)を体に生かせるのは、乳酸菌生産物質なのです。

1日に必要な乳酸菌数は1兆個

カーナベールには「乳酸菌生産物質」の他に「乳酸菌体」が含まれています。
乳酸菌体は私たちの腸内にある免疫機構に直接働きかけます。東京大学名誉教授、光岡知足先生の理論によると免疫を活性するのに必要な菌数は「1日1兆個」とされており、ヨーグルトなどの「生菌」製品では摂り切れません。(参考:一般的な乳酸菌(生菌)製品の1日の平均摂取量/数億~数百億個)最新の研究では免疫活性には乳酸菌体は生菌より有用だと言われており、人体最大の免疫と呼ばれる「腸管免疫」を整える為には乳酸菌生産物質(乳酸菌体)を摂る事が大切です。
当社製品は乳酸菌生産物質に加え、ヒト由来の乳酸菌体「エンテロコッカスフェカリスEC-12」を1兆個配合しています。

 

❷ ビフィズス菌のこだわり

ビフィズス菌とは?

ビフィズス菌の正式名称は「ビフィドバクテリウム」です。ビフィドバクテリウムとは人間や動物の腸の中にすむ細菌のひとつで、消化吸収を助けたり、お腹の調子を整えたりするという働きがあります。ビフィズス菌はヒトの大腸の腸内フローラでもっとも主要な善玉菌で、健康な成人では通常、腸内フローラの約20%を占めるといわれます。しかし、体内に存在するビフィズス菌は年齢とともに加齢など様々な原因で減少してしまいます。

もっとも重要なのは、腸内環境=腸内細菌のバランスです。

ビフィズス菌を増やすことで得られるメリットとして大きいのは、「整腸作用」と「免疫力の向上」、そして「アレルギー症状の緩和」です。
私たちが健康でいる為には、腸内に棲んでいる菌群(腸内フローラ)を「善玉菌優位」にすることが大切です。
腸内細菌は小腸の後半部分から数が増え、大腸で莫大な数になります。腸内環境を良くする代表的な善玉菌は「乳酸菌」と「ビフィズス菌」ですが、大腸で活躍する善玉菌は99.9%がビフィズス菌です。大腸には沢山の腸内細菌が棲んでいて、流れてきた未消化のカスを分解し様々な物質を代謝します。私たちの健康を守るためには人体の免疫の60~70%を担うと言われる「腸」の健康が大切ですが、腸の健康を守る為には乳酸菌だけでもビフィズス菌だけでも「片手落ち」なのです。
カーナベールは乳酸菌16種類とビフィズス菌5種類を共生培養した乳酸菌生産物質を配合しています。

 

❸ ミネラルのこだわり

ミネラルとは?

ミネラルは身体にとって不可欠なもの。不足してしまうと、さまざまな不調を引き起こします。歯や骨がもろくなる、貧血、目まい、頭痛、食欲不振……。人によってはさほど気にならない不調であっても、不足した状態がそのまま続けば、脳梗塞や心筋梗塞、ガンなど重大な病気につながる危険性もあります。
ミネラルは糖質、脂質、タンパク質、ビタミンと並ぶ五大栄養素のひとつです。代表的なものとしてカルシウム、鉄、マグネシウム、亜鉛などが挙げられ、約100種類もあるミネラルのうち、それらを含む16種類がヒトにとって不可欠な“必須ミネラル”と呼ばれます。健康のためには、実はビタミンと同じくらい大切なのです。

吸収され易くするためのイオン化・キレート加工済

ミネラルは無機物なので、そのままでは体内に吸収されません。そのため、有機物でコーティングし、体内に吸収され易くすることを、キレート化と言います。弊社製品は海水由来のピコ植物プランクトンによりキレート化し、体内への吸収率をたかめています。
また、より効果的に体内に吸収されるよう、イオン化加工も行われています。
イオン化とは、物質が最小まで細分化し、水分子と結びついている状態を言います。
人体に必要な栄養素は細胞膜のイオンチャンネル(栄養成分を摂り入れる通路)を通して体内に取り込まれます。
イオン化された物質しかイオンチャンネルを通過できず、それ以外の物質は体外に排出されてしまいます。蓄積された有害ミネラルを体外に排出するためには、腸内環境を整えることが大切です。

100種類以上のミネラルがバランス良く配合

ミネラルは微量元素も入れるとなんと100種類以上。しかも人間の体液とほぼ同じバランスで配合されています。ナトリウムなど、摂取し易いミネラルは少な目に、不足しがちな微量ミネラルはしっかり補える、といったところまで配慮されています。
原材料から製造まで全て純国産で、薬ではない海水由来の天然食品だから、お子様からご高齢の方まで召し上がっていただけます。

特許取得(特許番号第3247620号) 「海洋ミネラル成分からなる治療及びまたは予防剤」
肝炎、高血圧、腫瘍、アレルギー、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎の6つの疾病に対して治療及び予防の医学的特許を取得しています。
 

❹ 現場のこだわり

弊社製品「カーナベール」は国内にて製造・製品化を行っております。

乳酸菌とビフィズス菌という性質の違う善玉菌を共棲培養する事は、大変難しい培養技術ですが、カーナベールの主成分である21種類による乳酸菌生産物質は最先端の腸内細菌研究と永年培われてきた培養技術により作られています。

1次培養

カーナベールに使われている菌は乳酸菌16種類、ビフィズス菌5種類の合計21種類です。これらの菌は常時凍結保管(-80℃)されています。
「1次培養」では凍結で眠っている菌の純粋培養を行います。

2次培養

1次培養を終えたそれぞれ21種の菌株を、特殊な技術によって、相性の良い3種ずつを10組に分け、混合培養を行います。

3次培養

2次培養を終えた21種類の菌全てを合わせて共棲培養を行います。

※「共棲培養」とは複数の菌を一緒に培養し増殖をさせる方法です。
本培養

共棲培養で出来上がった培養の元となるもの(スターター)を300リットルのタンクに入れて本培養を行います。